●今、伝統技術による木造建築が見直されている理由
[耐震性・耐久性]
現代建築では金属のプレートとボルト等によって木の柱を組み立てていきます。
しかし、一見頑丈に思えるこの工法には大きな欠点が隠されているのです。それは生きた木と金属は相性が悪いということです。具体例をあげますと、施工時にしっかりとボルトを止めても、経年により木材が乾燥し収縮するとこれが大きく緩んでしまうということです。当然耐震性においては大きなマイナス要因となります。その他にも様々な点でこの金属と木材の相性の悪さが問題となるのです。
これに対して日本の伝統建築においては柱と柱は正確なほぞとほぞ穴によってしっかりと組まれると同時に、生きた木材同士が互いに馴染み、密着度を高めていきます。
また、耐久性という点においても、良い木材を使用した 伝統建築においては築後数百年という建物も珍しくありません。果たして鉄筋やプレハブによる建築物でこの耐久性が実現できるでしょうか。


[身体への影響について]
伝統建築による生きた木材を使用した家は、家そのものが生き物のように呼吸をします。それによって通気性が確保されます。また、接着剤などの化学物質を使用した部材を使用することがないので、健康を害することがありません。